藪+残雪 上越 清水〜幻尾根(仮称)〜国境稜線〜巻機山
CL晴野或日 ニクソン
今年の雪は多いと聞くので、一度行ってみたかった呑湯沢を雪渓伝いに詰めるつもりで高崎線17時24分快速に乗った。六日町で降り、清水まで入る。
5月19日(土)
天気は良い。が雪は思ったほど無い。一応呑湯沢の出合まで行き、ほとんど雪がないことを確認してから、深沢との中間尾根に取り付いた。影になる林の中には雪があるが、稜線上は完全に藪こぎの世界。夏より薄いと言っても気が重くなる。1200m付近からようやく雪がでる。新緑、青空、雪、うっすらたなびく雲、そして爽快。1300mの台地から呑湯沢左俣に入り、雪渓を登る。心拍数はすぐに最高点に昇り、10歩毎に一息ついていても息は上がりっぱなしである。1660mの台地から威守松尾根に上がることも考えたが、雪が全くなく、灌木藪や笹藪を漕ぐ羽目になることを考え、1820と南1809のコルに突き上げる急峻なルンゼを選んだ。傾斜が落ちてから20分笹と格闘し、国境稜線に乗った。
ここに来たのは4度目。それでも武尊、至仏、燧、平などおなじみの光景が残雪を纏っているのを見るのは初めてだ。国境稜線上の雪は利根側にある程度乗っているだけで、柄沢山に行くためには結構藪こぎが必要とされると思われた。やめた。
そうこうしているうちに雲行きが怪しくなり、あわててその場に設営。テントにもぐり込んだ瞬間雨が降り風が吹きだした。
5月20日(日)
起きると風はあるが星もある。一晩中テントを傾かせた気圧の谷は去ったようだ。予定通り巻機へ北上する。稜線上は3分の2くらいは雪堤の上を歩けた。米子頭山を一部石楠花を漕いで越える。上ゴトウジはまだスキーが出来るほどの斜面。ブサの裏もまだ気持ちよい滑降が出来そうである。どちらもここまでスキーを担ぐ労力を考えなければの話であるが。広大な斜面をじっくり登り、巻機本峰に着いた。
ニセ巻まで、6〜7合のショートカットは雪が使えたが、他は登山道を膝を笑わせながら下った。ビールがやはりうまかった。
5/19
5:40 小屋発 6:00 幻尾根(仮称)取り付き 8:55 ナナカマド台地 10:15 幻の湿原 11:35 1820・南1809間のコル
5/20
4:35 発 5:30 米子頭山 7:50 巻機本峰 10:50 桜坂
記録部屋に戻っちゃうの