6月8日(金)
立川で見事にタッチの差で奥多摩行きに乗り遅れ、1時間待たされたものの無事に奥多摩に到着。奥多摩のベンチは寝心地が良かった。
6月9日(土)
朝イチのバスに乗り込む。梅雨らしく冴えない天気だが雨は落ちてこない。ひとまず歩き出す。私はごくフツーに歩いていたつもりだったのだが、実はハイペースだったらしく、ハレノは少々辛そう。そんなわけで入渓点の細倉橋までたったの30分。
早速入渓準備。実は二人とも今年初の沢だったりする。・・・しかし緊張の色は薄かったような。トップは私。おそるおそる溯行を始めるが二人とも体のキレが悪く、見た目危なっかしいのはご愛敬。
しばらくして滝場を迎える。淵も大きめだ。本谷ではどの滝もあっさり巻きに入る。多少トラヴァース部分が切れている箇所もあり、体のキレが悪いぶんだけ少々恐い。だんだん体が沢登りを思い出してきたのか、ハレノも遊び出し、無駄にへつり始める。しかしプールのような淵ではへつりに失敗し、静寂の中に怪獣の咆哮。まだ6月は寒いんです。
ほどなくして火打石谷出合。トイ状滝が続いていく本谷に後ろ髪を引かれながら、垂直な岩壁がはるか高く聳え立ち、険悪なムードを醸し出す火打石谷に入渓する。F1を簡単に越え、山場の5段35m滝(F2)を迎える。1段目は問題なし。
2段目も少々ホールドが細かいものの登る。と、ここまで登ったところでF2の全容を把握できる。確かに4段目は無理そうだ。3段目を登り、右岸をトラヴァースして支尾根に取りつくのがルートである。しかしここのトラヴァースが曲者で、高度感がある上に岩がかぶり気味で、しゃがむような体勢で進まなければならない。アルミのはしごが立てかけてあるものの、信頼感に欠ける。何気に結構いやらしい3段目を登り、二人立つのがやっとのテラスでビレイを取りつつしばし相談した結果、スリングをつないでランニング(みたいな感じ)でトラヴァース部分を越えることにする。トップは私。しかしスリングもカラビナも数が少なく、スリングを伸ばす作業に手間がかかり、ややこしくなってしまった。ロープは素直に出すべきです。支尾根への取り付き部分も結構悪そうだったのでこっちは素直にロープを出してランニング。順調に行く、と思いきや、私は久しくロープを触っていなかったものでアンカー作りに手間取ってしまう。やれやれ。大反省。結局F2には1時間強くらいかかった。
しばらくするとでっかい岩壁を視界に捉える。九州の沢みたい。でも側壁なので害はなし。急に高度を稼がされる登りとなる。二人ともややバテ気味。続くゴルジュではさんざん遊び倒す。へつり好きにはたまらなかったらしい。でもそれで腕をパンプさせているのはどーかと思うが。そしてあっけなく横ヶ谷分岐を抜け、登山道にぶつかる。帰りは百尋ノ滝に寄って遊び、バス停まで一気に降りる。するとちょうどバスの時間ぴたりであり、あっという間に奥多摩駅に到着。おつかれさん。